シューフィッター のお仕事について

みなさん、こんにちは。こんばんは。

けやき並木整形外科、理学療法士の渡邊です。

今日は、シューフィッター のお仕事の一つ、足の計測についてお話ししたいと思います。

足の計測は、みなさんのイメージ通り、足のサイズを測ることです。

私は23.0センチよ!

など、聞こえて来そうですが、みなさんが言う23.0センチのことを足長(そくちょう)と言います。

その他、足幅(そくふく)や、足囲(そくい)と言う言葉があり、足長、足幅、足囲を測り、個人に適した靴のサイズを決めていきます。

デパートなどに入っている、大きなお店では機械を使い計測することもありますが、僕が習った方法は、①ペドカルテと呼ばれる紙に特殊なボールペンを使って足の形を描き、定規や分度器を使って計測する方法、②フットゲージと呼ばれる道具と、メジャーを使って計測する方法があります。

今日は②のフットゲージとメジャーを使った足の計測について簡単に紹介したいとおもいます。

シューフィッター 養成講座テキストより引用

フットゲージ(上の写真の④)を簡単に説明すると、身長を測る道具に似ています。身長を測るとき、足の裏から頭のてっぺんの高さまでを測りますが、フットゲージは、踵から爪先までの長さを測ります。これが足長と呼ばれる足の縦の長さになります。

また、メジャーを使って足の指の付け根の周計を測ります。これを足囲と言います。

これら、足長と足囲のデータを、JIS、S5037に当てはまると、23.0EEなど、靴のサイズがわかります。

23.0が足長、EEが足囲になります。

S5037については、後日お話しします。

自分の足長が何センチか、なんとなくわかっている人は多いですが、足囲までわかっている人は少ないようです。

EEなど書いてある靴自体が少ないので、なかなか浸透しにくいと思います。

シューフィッターのお仕事の一つ、足の計測についてのお話でした。

ありがとうございました。

“シューフィッター のお仕事について” への1件の返信

  1. beatles_age・Soba より:

    こんにちは。

    待っていました渡邊さんの靴のお話。

    いつも大変参考になっております。

    先日、家内が正にシューフィッターの方にお世話になって、初めて自分にフィットした靴が手に入ったと喜んでおります。

    そのきっかけは、家内の足が小足であり段々酷くなった外反母趾とで自分に合った靴が無いとぼやいているのを、太極拳の先生が知りシューフィッターの方を紹介して頂くのと、

    先生の愛用のストロバーの靴を一緒に見立てて頂くと云う事で、

    新宿の某百貨店へ行って紹介して頂いたシューフィッターの方のお世話になって購入して来たそうです。

    そのシューフィッターの方は購入した靴の外側、内側を足が当たる部分に合わせて柔らかくしてくれたそうで通勤に愛用しております。

    毎日頑張って体重を支えてくれる靴、少々値段が高くても快適に使えるので満足だと本人は言っております。

    因みにその靴の刻印を見てみましたが、2 1/2とあるだけで、やはりEE等の刻印はありませんでした。

    それではまたクリニックに伺った際にはよろしくお願いいたします。

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