牛革のあれこれ

みなさん、こんにちは、こんばんは。

理学療法士の渡邊です。

革と言ったら、

ギュー!というほど有名で、革製品の中で、最も多く使用されているのではないでしょうか?

ところで皆さん、「かわ」には、皮と革がありますが、違い分かりますか?

皮(skin)は、生の状態。革(leather)は、鞣し(なめし)という工程を行った後の状態を言います。

靴に使われる革は、鞣された状態です。

その鞣された革にも種類があり、

牛の年齢、性別などにより、革の名前が変わります。

種類は以下の通りです。

1カーフ

2キップ

3ステア

4ブル

5カウ

1カーフ

生後6ヶ月以内の子牛の皮を鞣します。婦人パンプスや、紳士靴に使われます。

2キップ

生後6ヶ月から1年までの皮で、カーフ比べ厚みがあります。カーフ同様婦人靴から、紳士靴にまで使われます。

3ステア

生後3から6ヶ月の間に去勢した、2歳以上のオスの牛の皮です。厚みは、キップの3から4倍あり、スポーツ靴などで使われます。

4ブル

去勢されていない、生後3年以上のオスの牛の皮です。去勢をしていない牛は、性格が荒く凶暴なため、皮が傷だらけになるため、ソールなどで使われます。革は硬く頑丈なことが特徴です。

5カウ

生後2年以上のメスの皮です。ステアに比べて薄く、皮がきめ細かいことが特徴です。

1番希少価値が高いのは、カーフ。

カーフは、生後6ヶ月以内の子牛の皮で、サイズも小さいため、量があまり取れないようです。

牛革でも、いろいろな種類があり、他にもワニやカンガルーなどの革製品もあるようです。

興味のある方は、ぜひ検索してみてください!

“牛革のあれこれ” への1件の返信

  1. beatles_age・Soba より:

    こんにちは。
    .
    .
    渡邊さんの「靴のお話」何回目になりますか、毎回楽しみに拝読させて頂いております。

    今回は靴の素材「かわ」のお話ですね。

    鞣し革の呼び名は幾つか聞いた事がありましたが、その意味まで知りませんでした。

    今回書いて頂いた内容で、詳しく知る事が出来ました。
    .
    .

    ところで、「くつ」は「革」が「化ける」と書きますね。何で「くつ」だけが「靴」とかくのでしょうか?

    因みに「かばん」は「鞄」、これは分かり易いのですが。

    英語では、その製品によって「leather shoes」とか「leatsher bag」とか「leather ~」と呼んでいますが、、、

    国語辞典を引いてみましたが、「くつ」は元々は「上履き」の「履く」と云う字だったようで、

    それがいつの間にか「革」に「化」が付いたと云う事は、頭の固い私にははっきりとした意味が理解できませんでした。

    何だか駄洒落で付けたような、、、う~~~ん?

    もし分かったら、教えて下さい。
    .
    .
    それではまたクリニックに伺った際には、宜しくお願い致します。

beatles_age・Soba へ返信する コメントをキャンセル

いただきましたコメントは一時保留(承認待ち)とさせていただき、必ず一般公開されるものではございませんことご了承ください。* が付いている欄は必須項目となります。

このニックネームはレビュー投稿者として一般公開されます。